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舞踊

舞踊を通じて身体が表現する精神の世界を語りたい。

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『芸術祭総覧』

『芸術祭総覧』2
『芸術祭総覧』の「琉球舞踊の型」の項には、「琉舞研究会」で話し合われた琉球舞踊の型に関する事柄が収められている。その内容を私は研究を進める上で、「髪型」、「装束」、「動き」に分類した。「動き」に関する事柄には、“型”と呼ばれて伝統的に継承されてきた事柄がまとめられていて、そこではさらに「女踊りの身体的特性」と「動きに関する“型”の名称と動き方」(私の分類)が記述されている。「女踊りの身体的特性」として、身体のこなし、ガマクのいれ方、目付き、腰のすえ方、手の構えの5種、「動きに関する“型”の名称と動き方」には、上肢技法として21種、下肢技法として8種が取り上げられている。
 動き方の説明は、先述したように、特定の作品の中での動き方の記述になっているので普遍的な「型」の説明としては不十分とはいえ、その動き方の詳細な記述、型の数などは琉球舞踊の型の記述書としては類を見ないものである。そういう意味では、『芸術祭総覧』は琉球舞踊のバイブル的存在と位置づけても過言ではない。

テーマ:創造と表現 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2012/08/25(土) 09:23:21|
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『芸術祭総覧』

『芸術祭総覧』沖縄芸術祭運営委員会編1971沖縄タイムス社
第二次世界大戦後沖縄は全てのものが壊滅状態だった。勿論貴重な文化財は言うに及ばない。無形の文化財である伝統舞踊さえも玉城盛重という琉球芸能の重鎮を失い、消滅するかに見えた。そのような中で、伝統芸能の灯を消してはいけないと、志のある人々が立ち上がり、芸能復興運動が起こった。その運動は研究会と舞台発表の二本立てで行われ10年間続けられた。地元の新聞社の一つ、沖縄タイムス社が中心となって運動が展開され、その活動が『芸術祭総覧』という一冊の本にまとめられた。
人々の情熱は琉球舞踊の型を蘇らせた。
『芸術祭総覧』には「琉球舞踊の型」という項が設けられていて、研究会で話し合われた型に関する事柄が詳細に書かれている。しかし、当時、「型」という概念が明確に把握されていなかったことや、研究会の活動の目的が、型の再生であった事もあったと思うが、一つ一つの「型」の定義が明確に記述されている訳ではない。つまり、ある一つの作品の中で行われている動き方が記述されているので、同じ名称の型を違う作品で行うときには動き方のある部分では違うという場合も出てくる。そのような記述の仕方である。
しかし、琉球舞踊の型を知ることの出来る貴重な記録本である。

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  1. 2012/08/24(金) 14:33:25|
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身体

舞踊の身体では、「その舞踊に相応しい基本的な様式を身体が持っていること」(渡辺『日本の舞踊』)が大事だ。私は琉球舞踊をやっている。琉球舞踊の基本的な様式は「構え」だ。構えは女踊りと男踊りの二通りある。
今日は男踊りの構えについて書こう。両足の踵を肩幅の間隔に開き、両爪先を約45度それぞれの足の側に開く。両膝をゆるめ、やや土踏まずから重力線が通るように意識し、下丹田に意識を集中して立つ。上肢は水流しと言われている形に構える。これから琉球舞踊の技法について少しづつ書いて行きたい。水流しの具体的な説明もその中でしたい。

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  1. 2012/08/24(金) 07:46:36|
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